会社でちょっと信じられないことがありました。今いる会社はとある事情でというか仕事の引き継ぎでその会社に出向しているんだけど、その引き継ぎの先の担当者Aが全くやる気がない奴。自分はその為に会社から給料貰ってるんで良いけど。最初の一ヶ月は何やらかんやら言って引き継ぐ気配が全くなし。というか本人が引き継ぎを嫌がっていいるのがありあり。というかお前、俺より歳も職位も上だろうが。でそいつが今度は、全くの連絡無しに突然出向期間を一ヶ月縮めて、お前はもう何もしなくて良いみたいな事を言ってきた。おいおい、あなたへの引き継ぎは終わったかもしれないけど、他の人は終わってないんだよ。勝手に話をややこしくしないでくれよう。
というわけで、先週行ってきた与那国の魅力って何だろうと考えてみる。特にダイバーに取っての与那国は「ハンマーヘッドシャーク」「海底遺跡」の二つだろう。実際に与那国に来たダイバーの殆どがこの二つをリクエストするという。不思議というか面白いのはこの2つを見るのはシーズンがあって、両方とも丁度今ごろがベストシーズンなのだ。ハンマーの出現は水温の関係から(低くないととは言っても23℃以下なので結構暖かい)冷たい冬から春先がピークとなる。水温は気温の変化より2ヶ月遅れで変化するので、大体この時期が一番寒くなる。遺跡はポイントが島の南にある為に、南風や東風の時は周辺の海が荒れて潜れない。そんな事情を知らないで夏に遺跡をリクエストするお客さんは結構多い。
与那国のダイビングスタイルは船で沖に行って潜り、潮に流されてから上がったところで船に回収されるというドリフトスタイルである。その為、通常のダイビングのように、海底集合や棚で安全停止と言うことは滅多になく、いかに水中で止まった状態を保てるかが重要である。これはダイビングの用語で「中性浮力」というのだが、これがダイバーの何とか上手くなりたい三大テクニックの一つで慣れるのがなかなか難しい。ちなみに他の二つは「耳抜き」と「フィンキック」です。話を元に戻すと、このドリフトダイビングの行う状況が与那国の場合殆ど外洋で行う事になるため、海の状況判断眼が難しい。流れを読んだり、急な流れの中を着底のポイントにきちんと降りたり。そんなテクニックをふんだんに使う機会が多いことも上級者向きと呼ばれるゆえんである。
と言うわけで与那国の旬は、どんより天気の多い冬。ちょっと暗い海、そこを泳ぐグレーのハンマーヘッドシャークと遺跡。どうみてもイメージは限りなく青っぽいモノトーンと言った感じを受ける。実際与那国の紹介写真ってそんなものが多いような気がする。でも、何か与那国に来て写真をいろいろと撮って見ると、何となく違うんじゃないかと思うようになってきた。ハンマーヘッドを待つ南の根やハンマーヘッドロックについているソフトコラールやイソバナ。深度が30mと深い為一面青っぽい眺めが続くが、光を当てると黄色や赤の色が乱舞している。もし、直接光が当たっているようなものならば、辺り一面黄色のお花畑になるんじゃないだろうかと思うほどの眺めが見られるんだろうなあ。もしかしたら夏はそう言う光景が見えるかもしれない。と思うと違った意味で興味が出てきた。
ちなみに今与那国で撮りたい写真は、ハンマーヘッドロックの中央の分かれ目の下から、黄色や赤が美しい根の壁に光を当て、その間から見える水面の青色を上手く見せたいですねえ。できればハンマーの群れのシルエット何か入っていれば言うこと無しですねえ。そしてもう一つは、ダイヤティEASTの40mのポイントで、抜ける蒼い海と太陽をバックにしてヨスジフエダイの群れが中層を泳いでいる写真が撮りたい。多分、この夢が叶うまでは与那国通いが続くんだろうなあ。
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